石川サイクル・Kadena Rockets

時として「漕ぐ」は極寒を凌ぐ最良の防具となる。





本日は亜熱帯気候の沖縄にて10°を下回るという過酷な条件の中でのサイクリングである。


北風は優に７メートルを超え私の四肢を冷やす。
その中で見えたのはおあつらえ向きの公園。


自転車を押し中を散策すると海沿いの道があった。



暫しの休憩。



何気ない花々も天気でその表情を変化させる。



暇なのでのんびりと見学。



ハマシンチャグー日陰Ver.



日向Ver.


海辺の来客数を計る一つのバロメーターとしてこれがあげられる。



シーグラスだ。
数十年前は多数落ちていたガラス片だが、いつからかシーグラスとして人気を博し来客数の多い浜辺ではほとんど見なくなった。
この浜は多数落ちていたので比較的人の少ない浜という仮説が成り立つわけである。



灼熱の海辺も良いがこの時期特有のもの悲しさを伴う海辺もなかなか奥深い。
想い出と思ひ出の情景が北の風によって交差し像を結ぶ。
ギンネムの合間から現れたのはあの頃の海であった。



無論、浜辺でチンタラ過ごし冒頭で話した漕ぐという防寒を怠ったツケとして、鼻水をすする今現在である。